仕手株としてのサービス業と富山地方鉄道について

仕手株は、仕手集団と呼ばれる組織が、巨額の資金を使って株価を意図的に操られている、または操られる可能性のある株のことです。仕手株の特徴としては株式の取引高が少ないものが多く、また過去のチャートにおいて突出して株価が上がったり下がったりしています。仕手株はあらゆる業種の株で行なわれ浮動株の多いサービス業などに多く見ることができます。
一方で仕手株は手を出すにはリスクが高い株といえます。理由としては、取引高が少ないため購入するにも売却するにも不利になるためです。また仕手がいつ仕掛けられるかも分からないため、そのまま塩漬けになるケースもあります。また相手は大きな資金を使って投資を行ってくるため、個人の資金量では対応できません。そのため、仕手株とされるものは避ける必要があります。

富山地方鉄道は、富山県に鉄道路線を有する運輸業の会社になります。開業時期も古く市内を走る路面電車も運行しています。業績は必ずしも良い状態ではありませんが、経営規模が大きくまた富山駅から宇奈月温泉や立山方面への鉄道路線を有しており、経営そのものは比較的安定しています。文字通り地方鉄道であり中小鉄道会社になり、株式上場をしていないので市場を通して気軽には購入することができない株になります。
株価は売り手と買い手の合意で決まりますが、おおむね280円から400円程度が相場とされています。なお、非上場の株に関しては、近年はインターネットでのオークションで個人売買という形で購入することが可能になっています。売買を成立させるためには株式を上場している会社に連絡して名義書換を行う必要があります。富山地方鉄道は非上場ですので仕手株としては機能していません。